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もちや
もちや
お茶の歴史を研究しながら、御所西に静かに暮らしています。

2009年06月12日

元気の源

眼底ぐるぐるが治まった朝、強烈に思いました。
「ここまま、へたーっと一日を過ごしたくない!」と。
でもエンジンがかからない・・・。

そこで、朝一で、高島屋さんへ。
五階で「着物のように着れる浴衣」ということで、竺山(ちくせん)の萩柄の奥州小紋を選び、お仕立てをお願いしてきました。
これは去年からの計画通りです。
来年は、カリブ海の3つの島でしか採れない綿からつくられた千總さんの夏用の長襦袢(お仕立て付)にしようと心に決めました(笑)。




元気の源



同じ五階の月ヶ瀬さんで抹茶クリームあんみつを。

そのあと、市バス59番に乗り、一時間以上かけて参りましたのは、




元気の源



「佛教大学宗教文化ミュージアム」です。
現在春期特別展「海を越えた陶磁器と茶の文化 海のシルクロードの出発点福建」を開催中です。
唐物について勉強する良い機会と捉えて行って参りました。
モノがあるから証明になるのだ、と某分野の方々のいささか短絡的な論理の展開に辟易としているところ、
科学的な分析に基づきつつ、慎重な結論をお書きになっているキャプションや図録の文言に、おかしな言い方ですが「安心」いたして帰って参りました(笑)。

しかしながら、唐物→会所の芸能→茶の湯という展開は、そろそろ脱皮してもよい時期に来ているのではないかと思っております。
のちの茶道とのつながりだけをみるのではなく、もっとそれぞれの時代の社会全体における唐物の位置づけをし直すべきだと思います。
突破口は、そろそろ見えているはずなんじゃないですかね。あとはそれを誰が本腰を入れてやるかどうかだけだと(にんまり)。


なお、7月4日(土)午後1時から「春期特別関連シンポジウム」もございます。
これは行こうとおもっております。

最寄バス停は「広沢池・佛大広沢校前」ですので、




元気の源



広沢池もすぐそばです。ひろびろとした風景に、心が和みます。



元気の源



池のほとりの看板には「鯉・鮒・もろこ」の文字が・・・これをみて、「鯉のあらい」と「もろこの佃煮」が食べたいと思ったわたくしは、根っからのくいしんぼうですね、はい。


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Posted by もちや at 15:45│Comments(2)歴史
この記事へのコメント
私もその奥州小紋ねらけて
数年
いまだ、手に入れておりません
また、お召しの時に
お会いしたいです
Posted by みゅう at 2009年06月12日 16:50
みゅうさま

去年の七夕茶会をいたしましたときに、しぇるさまが綿紅梅をお召しになられてました。ああいいなあと思いまして、一年(笑)。
綿紅梅や絹紅梅、小紋など様々な浴衣地の中から、今回のものにめぐりあいました。
とりあえず、好みのものを、ひとつずつ、そろえていきます。
Posted by もちや at 2009年06月13日 05:54
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