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お茶の歴史を研究しながら、御所西に静かに暮らしています。

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年06月21日

「ルソンの壷」をみました

NHK「ルソンの壷」をみました。
最近、宇治茶に関わるテレビ番組の無理解や勉強不足ゆえの偏向した報道のありかたに憤慨することが多かったのですが、
久しぶりに納得のいく内容でございました。
合組(ごうぐみ・ブレンド)の技術の素晴らしさも伝えられたのではないかと。

「守りながら育てる」
「ブランドは消耗するもの」(だから、つくり続けていく、につながるわけです)

その通りだと思います。それはそのまま文化論につながります。
文化は単に保護しようとすると、お金がとてもかかったり、逆に廃絶することにつながったりいたします。
今までの文化をベースにしつつ重層的に、常に新しいものを取り入れて、マイナーチェンジ・メジャーチェンジを繰り返し、前に進まないと、後の時代には残すことなどできないのです。
文化は「生き物」なのですから。


それから、大変申し訳ございませんが、
旧ブログ「京のにちじょうさはん あさひ」を再開させていただきます。
きまぐれで大変に申し訳ございませんm(__)m

  


Posted by もちや at 08:52Comments(8)お茶

2009年06月20日

緊急情報 明日の「ルソンの壷」は・・・

明日朝8時からNHK「ルソンの壷」は、福寿園さんですって。
これは見ないと。

関西地区・徳島だけです。

  


Posted by もちや at 19:09Comments(0)お茶

2009年06月20日

秀衡塗




祖母の形見分け(おそらく引き出物などで貰って取ってあったもの)で、漆器が外孫のわたくしのもとにもまいりました。
手前の秀衡塗(ひでひら)の銘々皿、使いこなせるでしょうか?(笑)  


Posted by もちや at 09:49Comments(0)日々のくらし

2009年06月19日

堀川を越えて(おおげさな)

ほんまのほんまに暑いきょうの京都地方。





そのいっちゃん暑いさなかicon01、うちのご近所よりさらに町家率が高いように感じる西陣の街並みの間をとことこ歩き、
俳優の佐々木蔵之助さんのご実家佐々木酒造さんへ「おつかいもん」を買いに行く。(従ってわたくしの口にははいらず)
現在主役をなさってるテレビドラマの題名がついたお酒もあるそうです。(限定商品だそうですよ)








その帰り道、日暮通椹木上ルのお豆腐屋さんに「からし豆腐」の貼り紙をみつけ、ふらっと入ってみました。
「からし豆腐」といえば、京都の夏のお楽しみの一つですよね。

すると御主人「前にうちにきはったことありますか?」
もちや「いいえ、はじめてですけど」
御主人「からし豆腐はわかりますか?」
もちや「あ、知ってます」

つまりね、からし豆腐がなんたるかを御存じなく、がばーっと食べてえらいことになるお客さんがたまにいはるんや、ということでした(笑)。
こちら森井さんとおっしゃいまして、「嵯峨野豆腐」とのぼりがたってましたが、家に帰って中身を見て納得。
嵯峨野の「森嘉」さんの豆腐やったのです。






これがその「からし豆腐」です。
中をあけますと・・・






まん真ん中にからしのかたまりが入ってます。もちろん、お醤油に溶かしつつ、召し上がってくださいねえ♪
そういえば、去年、上七軒のビアガーデンで、がばーっといっちゃった「京都人」がいはったなあと。がばーっとね(笑)。  


Posted by もちや at 15:34Comments(4)日々のくらし

2009年06月19日

ひとやすみ

暑さのせいか、年齢のせいか、
どうも途中でひとやすみしないと、最後まで何かができません。







などといいわけをしつつ、10時台から丸太町烏丸の八百林・みつばちハッチさんで、フルーツサンドと、ホットの(哀しいかなアイスはまだしんどいときも)はちみつレモンをいただく。

丸太町でおやすみするときには、マ〇ドよりは、みつばちハッチさんやね(笑)。

みつばちハッチさんは、町家の店舗の奥の本来「坪庭」の部分にちょっとしたテーブル席が設けられています。
天気の良い日には、日よけをかけてくださり、今の季節ならば風が抜けてさわやかな空間になります。
ここにいると、お店の向こうの丸太町通の喧騒とか、御所の緑とか、どこか別世界のようにも感じられます。








御所西の護王神社さんにも茅の輪が。
もう一年の半分かと・・・論文なんとかしないとicon10  


Posted by もちや at 12:24Comments(0)日々のくらし

2009年06月18日

きょうのお茶

午後、履歴書・業績書を投函するために府庁前の郵便局へ。
暑い暑い。ほんまに暑い。
ついでに、久しぶりに銭幸餅さんへ。






ということで、銭幸餅さんの新作「ゆずういろう」と吉田さんの新作「ほうじ茶」です。
ういろうのもっちり感とゆずのさわやかさ。少し冷やしていただくのもなかなか。

ういろうの名前の由来となった陳外郎(ちんういろう)さんは、数日前にご紹介した『蔭涼軒日録』の中でお見かけしたばかりやし・・・と勝手な親近感をいたきつつ、ういろうをいただく(爆)。

銭幸餅さんといい、吉田さんといい、どんな老舗であっても常に創意工夫を重ね、新しいものを生み出そうとするその力こそ、京都という素晴らしい街を造り続けている原動力なのです。ひとの力があってこその都市かと存じます。

あ、画像には写しておりませんが、葛桜もございます。うふふ~♪

画像の左端に写っているのは、先ほど届いたお茶に関わる民俗調査報告書です。
とある近世史料を収めたものがございませんかと、問い合わせをいたしましたところ、この報告書をご紹介いただき、おかげさまで残部僅少ながら入手ができました。
そのとても詳細な内容に、感激しながら読んでおります。
さらには、担当のかたのお人柄を感じる一筆箋のお手紙と、サービスでお付けいただいた絵ハガキに、とても床しいものを感じました。
こちらは素敵な近代建築(明治のものだそうです)が資料館となっておりまして、ぜひにいちど伺ってみたいと思いました。  


Posted by もちや at 15:39Comments(0)日々のくらし

2009年06月18日

祇園祭・菊水鉾のお茶席情報







毎年伺っている7月の祇園祭の菊水鉾のお茶席情報です。
お時間などご参考になさってくださいませ。
当日券もございますので、御都合よろしければお立ち寄りになるのもよろしいかと。
「お皿集め隊」、しっかり今年も行って参じます(爆)。

さて、きょうも暑くなりそうですね。
ひとつずつ、仕事をかたずけて参りませうか。  


Posted by もちや at 08:56Comments(0)お茶

2009年06月17日

急な展開

で、某大学の仕事の依頼が参りました。
これも「出講」ということになるのでしょうかしら。
いずれにしても、ありがたいことです。  


Posted by もちや at 21:16Comments(2)お仕事のことなど

2009年06月17日

きょうのお稽古






お花がだんだん夏らしくなってまいりましたね。

きょうは月末のお稽古なので、花月です。
平花月が2度、茶通箱付花月が一度。
茶通箱の濃茶2服目、大津袋のほうにあたりました。
先週茶通箱をさせていただいたため、複雑になったものの楽しかったです(まだ覚えられていませんが)。
しかし、これだけいたしますと、いったい濃茶・薄茶含めて何服いただいたのか分からなくなってまいります。
とにかく、ちゃぽちゃぽ(笑)。最後は、先生に代わりに飲んでいただいたくらいです(笑)。









主菓子は鞍馬口幸楽屋さんの「水無月」です。








そしてお干菓子は、長野・善光寺さんのらくがん。小布施の栗らくがんです。  


Posted by もちや at 14:05Comments(4)お茶

2009年06月16日

吉田銘茶園さんの新しい「ほうじ茶」

先月、宇治小倉で16代続く吉田銘茶園さんの近鉄小倉駅前のお店で購入した去年から発売されているという「ほうじ茶」。
てっきり画像を撮ったと思っていたのですが、撮り忘れていたようで、ごめんなさい。
桃太郎の絵がレトロで素敵なものです。確か「昔のほうじ茶」といったような・・・。








それを数日前に開封して(また開封した時に撮り忘れておりました)、いただいております。
それを「鴨のくぼて」に入れて撮ってみました(笑)。

ちょっと脱線しますが、最近とても粟田焼のお茶碗が欲しいなあと思うようになっております。
絵柄もシンプルなものが多く、ちょっとだけ野暮にならない程度に素朴な感じがするのがいいなあと。
粟田焼のお茶碗の膚を、「鴨のくぼて」から連想いたしました。
うーん、それも(自分が仕事を)頑張らねば(笑)。







なんとも黄金色の水色。あたりに香ばしいよい香りが漂っております。
浅いりの茎ほうじ茶で、香りよし、味よしで、すっかり「とりこ」でございます。

浅入りの茎ほうじといえば、加賀の棒茶が有名ですよね。
とても美味しいでよね。
でも、正直、お値段がよろしくて、とてもうちの日常茶にはできません。
(この間は、しぇるさまにいただいて、ほんとうにありがたく頂戴いたしております。)
それに比べて、吉田さんのこのほうじ茶ならば、ちょっと頑張れば日常茶にできるかしらと。
京都屋さんにも置いていただけないものかしら?ぜひに。  


Posted by もちや at 09:11Comments(4)お茶

2009年06月15日

お膝のために・・・

お膝のためによいという、鰻をいただきにまいりました。







新京極六角の「かねよ」さんで







お昼のサーヴィス「かねよ丼」を。
昔は、これでは「ちょっと少ないなあ」と思っていたのですが、いまでは「ちょうど良い」量になっております。
昔とかわらぬ美味しいお味。ごちそうさまでした。







「お酒」ではなく「お水」が入ったコップもどこかレトロですよね。
あとは、膝にはフカヒレなどもよいそうです。フカヒレねえ・・・。
横浜の中華街が恋しいわあ。
  


Posted by もちや at 15:37Comments(3)日々のくらし

2009年06月15日

今も昔も・・・

きのうから『蔭涼軒日録(いんりょうけんにちろく)』を読んでいました。
『蔭涼軒日録』は、相国寺鹿苑院蔭涼軒主の公用日記で、今回の部分は亀泉集証というお坊さんが書いております。

文明19年(1487)2月7日の「勤行始」から3月16日の「七七日」(四十九日ね)の「満散」まで、8回にわたって鹿苑院において足利義政の逆修法要が行われました。

逆修(ぎゃくしゅう)というのは、「生前に、あらかじめ自分のために仏事を修して死後の冥福を祈ること」(『広辞苑』)です。

ですから、義政の御成(おなり=おでまし)もあるし、将軍家菩提寺の等持寺や比叡山の僧侶も動員されるし、お料理も出るし、当然費用がかかるわけです。
なのに、まだ四回目が終わったあとの2月29日条に、こんな文言を見つけました。


御逆修要脚払底


え、費用が底をついたって・・・。まだ4回分残ってるやん・・・icon10
亀泉集証はどうしたかといえば、伊勢右京(右京亮貞遠?だったら政所執事の息子)にお金を督促しているんです。
お金なくなったから頂戴って、えらいどんぶりぶり。
それでお金は無事?にもらえたようで、とにもかくにも、この法要はつつがなく最後まで行われました。
が、こんどは百ヶ日逆修法要をやるとか言っているんですよ・・・おいおい、費用はどうなるんやと。
それこそ税でなんとかするか、借金をしても、かき集めるんでしょうねえ。

なにしろ中世は、借金を前提として世の中がまわる経済システムなもんで(井原今朝男氏『中世の借金事情』吉川弘文館 2009年)、薄氷を踏むがごとくお金を回しているとか、切迫した感覚がなかったようなんですね。
これって、ふつうの我々庶民の感覚からしたら、信じられない気がいたしますけど、
ことお国のこととなると、時代は違えどもいまも一緒かなあと。
だって補正予算がほぼ借金、っていうでしょ。
ちなみに、この中世の借金まみれの経済システムが解消されるのが「太閤検地」なんですけど、現代だとどうなるんでしょうねえ。
うーむ、あまり考えすぎると具合が悪くなるんで、このへんでやめときます。

金は天下のまわりものとはいうけど・・・icon11  


Posted by もちや at 09:03Comments(4)歴史

2009年06月14日

鴨のくぼて

きのう、下鴨神社さんで「鴨のくぼて」という器を購入しました。
来月行われる御手洗祭でも、参拝者にふるまわれる神水を入れる茶碗として使用されていますよね。








何かが気になるんです。
それにこの説明書。
わたくしは器関係には明るくないので、いまはどうとは言えないのですが、
いくつかの要素が一緒になっているような気がいたします。

これは、神様(勉強の神様・お茶の神様)が「そろそろ器も勉強せなあかんで」とおっしゃっているように思えてきました(笑)。
ただし、わたくしの場合、興味の範囲が中世以前ですけど・・・。

まあ、「お皿集め隊」としては、またひとつ増えた、ということで(笑)。
  


Posted by もちや at 08:17Comments(0)歴史

2009年06月13日

下鴨神社「蛍火の茶会」




きょうは夕方から、お稽古場の先生に券をいただいたので、下鴨神社さんへ、あんのちゃんと参りました。







カー子とカー吉は、きょうは最終的にはここに。
なんで、カー子が3歩下がっているねん。

お茶席は、立礼と畳席と選べたので、立礼席に。
案の定というか、NOBくんもいはりましたので、一緒に席入りしました。







お菓子は老松さんの御製の「川辺の蛍」です。
(画像はNOBくんから、お借りしました。ありがとうございます。)






お蕎麦席もございました。

そのあと、納涼市で、おかきの試食に大吟醸の試飲をしたり(笑)、






抹茶ソフトをいただいたり(モデルはあんのちゃん。手作りのかわいい服と同化してます(笑)。)
納涼市には、鯖寿司の花折さん、そばの尾張屋さん、老松さん、宝泉さん、豆政さん、えびす屋矢来餅さん、下鴨茶寮さん、豆餅のふたばさんとまあ、京都のほんまにおいしいところが集まっていて、みているだけで幸せな気分になりました。








NOBくんに老松さんの本日限定の上生をごちそうになったり。
一日に、ふたつもいただけるなんて、しあわせ。
わたくしは、ピンクのくずのほうを。やっぱり老松さんやわあ、色合いもはんなり、あんも美味しかったです。
ごちそうさんでした。
NOBくんはこのあと、次のご予定へ。

わたくしとあんのちゃんは、手を合わせるため、ふたたび楼門内に引き返しました。
楼門のそばでは、鵬雲斎大宗匠が写真撮影に気軽に応じてはるのをみなさんご覧になりながら「いいなあ」とおっしゃっていました。

この間亀岡の調査をご一緒したYさんもお越しでした。^ ^

そうそう、蛍ですよね。






このようなかごが据えられていたのですが、明るいうちは、まったく蛍が見えず・・・
蛍が放されるまで時間があったので、途中で軽食を取りにいったのち、もういちど戻った8時半過ぎに、






蛍が飛ぶ様をようやくみました。
わたくしの後ろから「蛍見えますか?」と声をかけはった小父さまがいらっしゃいました。
「あちらのほうに」と指をさしながらふとみますと、宝泉さんのご主人でした。

きょうはたぶん蛍より人の方が多かったかもしれませんね。
あんのちゃん、お付き合いいただき、おおきに。  


Posted by もちや at 22:04Comments(2)京の文化

2009年06月12日

元気の源

眼底ぐるぐるが治まった朝、強烈に思いました。
「ここまま、へたーっと一日を過ごしたくない!」と。
でもエンジンがかからない・・・。

そこで、朝一で、高島屋さんへ。
五階で「着物のように着れる浴衣」ということで、竺山(ちくせん)の萩柄の奥州小紋を選び、お仕立てをお願いしてきました。
これは去年からの計画通りです。
来年は、カリブ海の3つの島でしか採れない綿からつくられた千總さんの夏用の長襦袢(お仕立て付)にしようと心に決めました(笑)。








同じ五階の月ヶ瀬さんで抹茶クリームあんみつを。

そのあと、市バス59番に乗り、一時間以上かけて参りましたのは、








「佛教大学宗教文化ミュージアム」です。
現在春期特別展「海を越えた陶磁器と茶の文化 海のシルクロードの出発点福建」を開催中です。
唐物について勉強する良い機会と捉えて行って参りました。
モノがあるから証明になるのだ、と某分野の方々のいささか短絡的な論理の展開に辟易としているところ、
科学的な分析に基づきつつ、慎重な結論をお書きになっているキャプションや図録の文言に、おかしな言い方ですが「安心」いたして帰って参りました(笑)。

しかしながら、唐物→会所の芸能→茶の湯という展開は、そろそろ脱皮してもよい時期に来ているのではないかと思っております。
のちの茶道とのつながりだけをみるのではなく、もっとそれぞれの時代の社会全体における唐物の位置づけをし直すべきだと思います。
突破口は、そろそろ見えているはずなんじゃないですかね。あとはそれを誰が本腰を入れてやるかどうかだけだと(にんまり)。


なお、7月4日(土)午後1時から「春期特別関連シンポジウム」もございます。
これは行こうとおもっております。

最寄バス停は「広沢池・佛大広沢校前」ですので、








広沢池もすぐそばです。ひろびろとした風景に、心が和みます。







池のほとりの看板には「鯉・鮒・もろこ」の文字が・・・これをみて、「鯉のあらい」と「もろこの佃煮」が食べたいと思ったわたくしは、根っからのくいしんぼうですね、はい。
  


Posted by もちや at 15:45Comments(2)歴史

2009年06月11日

水無月といえば・・・。

水無月、一年で一番弱い月。
寒い時期も弱いのですが、とにかく、湿気の多い時期が一番苦手。
殊に大学四年間、東横線各駅の駅員さんには、なんどお世話になったことやら・・・。
よく脳貧血をおこして、駅の「とのい」室、もとい「宿直室」で横にならせていただいたわけでして・・・。
すると実家へ「東横線の〇〇駅ですが、お宅のお嬢さんおあづかりしてます」と電話が入りまして、
母も慣れたもので「よろしくお願いします」の一言で済んでしまうわけです(笑)。

あ、もちやは、大学は横浜の実家から目白台まで、相鉄バス→相鉄線→東横線→山手線→都営バスというルートで、
およそ2時間かけて学校まで通っていました。
(同じクラスには、千葉県の四街道市から3時間かけて通っていたお友達もいましたし。上には上がいました。)
その間、朝は全線何百パーセントという超ラッシュ状態。
クーラーなんて、何の役にも立ってないし、この蒸し暑い時期は、まるでだめでしたわ。
たぶん、ちょっとぐらいは我慢強くなったかもしれへんけどねえ。もうあかんなあ。

と、そんなことを思い出しながらも、きょうは満員電車にも乗らないのに、眼底が軽く回ってる・・・。
高島屋さんの5階に行くのは、後日にしようっと。ふう~icon10







みなさん、期待しているらしい(笑)、本日の甘いもん。
お久しぶりって言う感じで、今出川千本の大正製パン所の「水無月パン」です。
蒸しパン(一説によるとビスケット地。でもしっとりしてるし・・・????)+パンで、あずきを散らしてあり、これも氷の「みたて」(が、ふつうの「水無月」)の「みたて」(「水無月」パン)ですよね(笑)。

ことしも、ぽのちゃん、お召し上がりになるんやろか。  


Posted by もちや at 13:44Comments(9)日々のくらし

2009年06月11日

押し茶葉

わー、最初の状態を撮っておくべきでした。
左の葉が三枚あるほうが、金輪寺僧坊跡の茶の木から採取。これを①としましょう。
右の葉が四枚あるほうが、宮川神社地蔵堂前の茶の木から採取。これは②としましょう。
両方共に、もちろん実生ですが、大きな違いがございます。
①は、山の中で、大きな木に日光がさえぎられた状態で生育しておりました。
②は、何もさえぎるものがなく、日光を存分浴びておりました。
初めの茶の葉の色も、①のほうが緑が深く、②のほうが黄緑色でした。







        ①                  ②         
                  

そして押し花ならぬ、押し茶葉にしておいて4日目にして、こんなふうに。
これ、萎凋香ですよね、香りがフルーティーになってます(笑)。
それにしても、①をもっと採取してくればよかったわあ。
これ覆下茶園の茶葉との成分分析の比較ができないものかと、思いました。
(某研究所さん、よろしゅうお頼もうします。m(__)m なんとかできまへんか?)


拙稿でも書きましたが、中世にも藪の中の茶園とか、樹木の下の茶園とか、山中茶園とかございました。
それが覆下栽培とか、直がけ栽培(いわゆるかぶせ)と近い効果を持った栽培状況が存在したわけで、
そこからできる茶がどんな味をしていたのか、どんな舌触りをしていたのか、ということを考えるのは大切なことだと思います。
(樹木の下でも、落葉樹ならば、春~夏は葉が茂り遮光してくれて、秋冬は日光を浴びることができるわけですよね。)
というか、①のお茶で、抹茶をつくりたい!(条件が同じならば、どこのお茶でもOKですが)


やっぱり、製茶についても、わからんこととか課題はたくさんございますわあ。
素人のつぶやきでした(笑)。  


Posted by もちや at 09:15Comments(0)お茶

2009年06月10日

きょうのお稽古と「御所西の7月といえば・・・」

梅雨入り2日目にして、ようやく本格的な雨となりました京都地方です。
本日、許状をいただきました。これで中級のお稽古をさせていただけます。 ^^
というわけで、早速「茶通箱」をさせていただきました。








幸楽屋さんの「紫陽花」。








H先生伊勢土産の福うさぎ。

茶通箱は、「薬籠蓋」。肩衝の仕覆は「東山裂」。小棗に大津袋。

ますます、精進をしないと。



それから、「御所西の7月といえば・・・」
ブライトンホテルの「リレー音楽祭Inアトリウム」です。
今年も熊本マリさんの日にクー・オ・ミディーの予約を入れました。
マリさんの元気をもらいにまいりますわ。
今年はネットから申し込みができるようになりました。  


Posted by もちや at 14:12Comments(2)お茶

2009年06月09日






だんだんと暮れゆく哲学の道。
一匹だけ、蛍に出会えました。  


Posted by もちや at 21:12Comments(2)日々のくらし

2009年06月09日

久しぶりに宝が池へ

論文⑤を書き始めたものの、もういちど論文③を読み返したところ、またぞろ調べ足りないところが出てきました。
こんなうちはとても出せたものではなく、諸予定を変更してでも③に集中しようと思います。
自分で突っ込みどころがなくなるまでやらへんと。
とても、さらっとなどは書けへんし。そやから七転八倒なんですわ。
並行して、講演準備もそろそろはじめなくては。

と、朝6時台から断続的に論文③をいじりたおして、








午後から、久しぶりに宝が池のグランドプリンスホテルにおでかけ。
お茶のみ友達の御所南マダムとお会いするのも、ほんまに久しぶりです。







四方山話のおともには、紅茶と、紅茶とキャラメルのムースに、窓の外の緑と。
  


Posted by もちや at 16:30Comments(2)日々のくらし