京つう

日記/くらし/一般  |上京区

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
もちや
もちや
お茶の歴史を研究しながら、御所西に静かに暮らしています。

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2009年05月29日

だから「桂離宮」

本当に久しぶりでございます。
きょうは桂離宮の参観に参りました。
お天気もよろしいことで。

桂離宮は、たぶん、片手以上、両手以下の回数、20歳のころから、こちらを参観しております。
修学院よりは予約が取りにくいので、修学院のほうが回数が多いと思いますけれども・・・最近回数が分からなくなっております(笑)。







こちらも内部の写真を撮っても大丈夫ですが、
いつものように、ネットなどでの公開は控えるべきなので、外回りだけで失礼します。
これは桂垣という、生の竹を建仁寺垣のようなものに無理からねじ込んだというほかに類をみない、力技の垣根です。すごっ。








こちらは、表門です。いまは国賓クラスがいらしたときだけ使用されています。



そう、ここは、庭園フリークのパラダイス!
外腰掛あたり踏み石の配置、
どうだと言わんばかりの権力の象徴たる蘇鉄たち。
天橋立のみたて、洲浜にかわいい岬灯篭でしょ、
このあたりの護岸には、三尊石(拝み石付きもたくさん)のバリエーションをさがすも楽し。
松琴亭のブルーの加賀奉書の市松模様の襖に、
なぜか表側にしつらえられた水屋と炉。
これは本来表に出ちゃあかんもので、「茶室に点前座があること」を軽く超えちゃうぐらい当時としては「ありえへーん」ことなんですわ。
毎度のことながら、賞花亭までは軽く息をはずませ、
園林堂付近の護岸のこれでもかというほどに打たれた杭に桂離宮らしさを感じ(これは修学院離宮と対比させるとおもろい)
笑意軒の船着き場の三光(さんこう)灯篭は、いつか同じものが欲しいと思ってはや20年(あってもどうする?)。
月波楼から見る松琴亭に目を細める。
基本的には専門研究対象外なもので、ここはふつうの歴史ミーハーに戻って、心の中でわーきゃーしておりました。

桂離宮は人気で、なかなか予約が取りにくいところがありますが、
昔と違って、ネット申込み、しかも日にちと時間が指定できますので、
みなさまもチャレンジしてみてくださいね。







さて、参観のあとは、すぐそばにある麦代餅で有名な中村軒の茶屋でお休みを。








今回は、鰻茶づけを!ご飯がすすむこと、すすむこと。

極上の一日をご一緒していただいたのは、makiさま。ありがとうございました。
そうそう、makiさまは、このご飯をおかわりされたのですよ。お元気です(笑)。
わたくしは、このあと甘味をいただこうと思っていたのですが、すっかりお茶づけだけでお腹がいっぱいになってしまいました。







ですので、麦代餅は持ち帰りに。

ほんまは、あんのちゃんもご一緒のはずでしたが、わたくしが予約日を一日間違えるという大失態を犯したために、また次回のお楽しみにさせてしまったのです・・・(汗)。あんのちゃんごめんね。
また、折をみて申し込もうと思います。






ちなみに、今回の桂離宮の売店で購入したものは、ぽち袋の桂離宮バージョンと、雅子様と愛子さまのお印が入ったレターセットです。
限定グッズが増えるのが単純に楽しいもちやでございました。  


Posted by もちや at 14:40Comments(9)大好き