京つう

日記/くらし/一般  |上京区

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
もちや
もちや
お茶の歴史を研究しながら、御所西に静かに暮らしています。

2009年06月21日

「ルソンの壷」をみました

NHK「ルソンの壷」をみました。
最近、宇治茶に関わるテレビ番組の無理解や勉強不足ゆえの偏向した報道のありかたに憤慨することが多かったのですが、
久しぶりに納得のいく内容でございました。
合組(ごうぐみ・ブレンド)の技術の素晴らしさも伝えられたのではないかと。

「守りながら育てる」
「ブランドは消耗するもの」(だから、つくり続けていく、につながるわけです)

その通りだと思います。それはそのまま文化論につながります。
文化は単に保護しようとすると、お金がとてもかかったり、逆に廃絶することにつながったりいたします。
今までの文化をベースにしつつ重層的に、常に新しいものを取り入れて、マイナーチェンジ・メジャーチェンジを繰り返し、前に進まないと、後の時代には残すことなどできないのです。
文化は「生き物」なのですから。


それから、大変申し訳ございませんが、
旧ブログ「京のにちじょうさはん あさひ」を再開させていただきます。
きまぐれで大変に申し訳ございませんm(__)m



同じカテゴリー(お茶)の記事画像
祇園祭・菊水鉾のお茶席情報
きょうのお稽古
吉田銘茶園さんの新しい「ほうじ茶」
押し茶葉
きょうのお稽古と「御所西の7月といえば・・・」
きょうのお茶「弥吉」と、あこがれの書斎
同じカテゴリー(お茶)の記事
 緊急情報 明日の「ルソンの壷」は・・・ (2009-06-20 19:09)
 祇園祭・菊水鉾のお茶席情報 (2009-06-18 08:56)
 きょうのお稽古 (2009-06-17 14:05)
 吉田銘茶園さんの新しい「ほうじ茶」 (2009-06-16 09:11)
 押し茶葉 (2009-06-11 09:15)
 きょうのお稽古と「御所西の7月といえば・・・」 (2009-06-10 14:12)

Posted by もちや at 08:52│Comments(8)お茶
この記事へのコメント
ルソンの壷、見逃して残念と思っておりましたら、水曜午前の再放送があるとのこと。喜んでおります。去年のレポート宿題で、福寿園CHAセンターを見学取材したうえ、もちや先生に教えて頂いて今年は地下の茶蔵さんで、自分用のブレンドもこしらえて頂き、ご縁をかんじておりました。楽しみです。個人的には伊右衛門のCMも大好きで、いつも宮沢りえさんの着物姿にみとれています。
Posted by ブウ at 2009年06月23日 02:28
ブウさま

ルソンの壷をみながら、いろいろなことを考えておりました。
そこにとどまるのではなく、作り続けていくことこそ大事だと、つくづく思った次第でございます。
はい、力のこもったレポートをいただきましたものね。^^
あ、あのCMも、わざわざセットというよりは、家を撮影用に作っている、ということを伺っております。本まもんをめざすというコンセプトは、いろんなところに生かされているようですね。
Posted by もちやもちや at 2009年06月23日 05:28
もちや様のこの記事を読んで
私も「ルソンの壺」を見逃した~(>_<)アチャー!
と思っておりましたが本日再々放送があり拝見致しました。
充実した内容で面白くとても勉強になりました。
宇治茶の世界は奥が深いと感じる昨今でございます。
ところで「にちじょうさはんあさひ」復活
おめでとうございます。
それぞれ楽しませて頂きますね♪
Posted by ぱすてる at 2009年06月24日 15:21
ぱすてるさま

再々放送、ご覧になりましたのですね。
最近、食品偽装問題や産地表示問題とリンクさせての報道が多く、しかもそれがきちんと「宇治茶とは何か」を理解されずに描いてしまうということがございました。
どうしても、関西、とくに京都という風土として、ことさらにその中身を強調しなくても、「わかるお客さんにはわかっていただける」という思いがあるように見受けられます。でももはやそういう時代ではなくなり、内容を説明する責任を問われるような時代になっております。もともと持っている「資源」のクオリティは高いのですから、それを丁寧に世の中に説明していく努力が、さらに求められると思います。

ありがとうございます。しばらくは「あさひ」をメインに、ときどきこちらも更新させてまいります。
Posted by もちや at 2009年06月25日 06:04
度々すみません。ルソンの壷をみて、社長さんの自負を感じました、ブランドが消耗品であるという説も面白く拝見次第です。感激したのは、茶蔵さんで私用のブレンドをしてくださった係りの方が、テレビにでていられたことです。それから、焙炉で茶を揉む工程がペットボトル茶にも応用されているとは!!驚きました。でもNHKって肝心のブランド名、商標とか言わないのですね。チョット
歯がゆいです。
Posted by ブウ at 2009年06月25日 08:17
ブランドは消耗品、とても大切なお考えですよね。現在続く一流のブランド経営者は、代々みなさん同じお考えをお持ちですね。エルメスしかり、ルイビトンしかり、虎屋黒川しかり・・。だから育て作り続けていく。

それはIさんですね。いつもお世話になっております(笑)。このかたは、お茶に関して、ものすごいかたなんですよ。最も信頼している研究者仲間でもございます。

まあ、NHKさんは、公共放送ですので、そのへんはご許容を。
Posted by もちや at 2009年06月25日 10:21
 8000番の切り番ゲッターだったんですか!知らんかったあ。何時のときだったんでしょう。そうや何かくれはるんや!ぜったいに、西陣名物金の延べ棒とかやったらええのになあ。
そら、あの優しいもちやさんや。ほっとかはるはずあらしまへん。
 まだ録画したままルソンの壷見てません。
賢い方の谷口さんが出てはるというのは聞きました。
 今月から、NHK教育で武者小路千家さんの茶の湯が始まりました。立礼の茶会ですが、ちょっと斬新で面白いですよ。毎回コラムの宗屋若のN.Yレポートも面白そうです。これまでには無い、新しい茶会番組ですね。
Posted by チャムリエ at 2009年07月03日 19:02
あ、mixiのことですね。いつのお話でしたでしょうか?ほぼ時効でしょうね。
へ?貧乏研究者なので、金の延べ棒ならぬうまか棒ぐらいしかおまへん。それでよければ・・・(笑)。
谷口さん出てはりました。はいはい。
武者小路さんの見てなかったのですよ。おもしろそうですね。最近は、どの流派も時代にあわせて面白いことをなさってますよね。それでなくては、今日まで続きませんものねえ。
先生がおっしゃってましたが、一代ごとにひとつ新しい花月をつくることになっているのだそうです。これも大切なことですよね。
Posted by もちや at 2009年07月03日 20:21
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。